質問 20代男性会社員です。先日、同僚の男女6人で「オンライン飲み会」をしました。酔っ払ってよく覚えていないのですが、次の日、途中で私が全裸になって不快だったという指摘を参加者から受けました。自分の部屋で服を脱いだだけでも何か罪になるのでしょうか。

回答 刑法には、公然わいせつ罪という罪があります。この罪の典型的な例は、不特定または多くの人の前で性器を見せたりすることです。今回、あなたはご自身の部屋で全裸になっていますが、同僚の男女6人とインターネットを通じてつながっていたことが問題となります。

 まず、オンライン飲み会では、参加者が、全員の映像をリアルタイムで共有します。それぞれの場所で自身の映像を撮影するとともに、他の人の映像を受信し、全員の映像が目の前のスマホやパソコンのディスプレーに表示されます。

 今回は、同僚という知人同士がたった6人で参加しているとはいえ、同僚がどの場所でオンライン飲み会に参加するかについては、決まりがないようです。同僚は、家族と住むリビングスペースでディスプレーを表示することも十分ありえます。その際、もしかすると、同僚と同居するご家族や偶然訪れる来客が、あなたの全裸状態の映像を目にするかもしれません。そうだとすると、やはり、あなたは不特定または多くの人の前で全裸になったといえそうです。そのため、あなたが行ったことは公然わいせつ罪にあたる可能性があります。

 なお、全裸になったとはいえ、性器が映らなければ、公然わいせつ罪にはあたらないでしょう。ただ、お尻や太ももなどが映っている場合は、軽犯罪法違反となるかもしれません。

 また、あなたは酔っぱらっていてよく覚えていないとのことです。刑法の考え方には、精神障害などで自分の行為がわからないような精神状態のときの行為は罪を問われないことがあります。しかしながら、今回は単なるお酒の飲み過ぎが原因であり、ご自身で酒量をコントロールすべきだといえ、罪を逃れる理由にはならないでしょう。

 最後に、民事上も、今回の飲み会が同僚同士とはいえ、職場での懇親を深めるためのものであれば、全裸の映像を同僚らの意に反してディスプレーに表示させることは、セクシュアルハラスメントにあたる可能性もありますので、ご注意ください。(たまかわ・まき)

【回答者 玉川まき弁護士】オンライン飲み会で全裸になりました

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/459445/

ウイズコロナの時代の悩みだね

そのうち逮捕者が出そう